PART ◎捏造ではない――その根拠

  

植村氏が書いた記事は捏造ではない。植村氏が裁判で訴えたのは、そのことに尽きる。

法廷で意見を述べ、本人尋問で被告側代理人の質問に応じた。全国各地の集会や講演会でも語り続けた。弁護団は多数の書面で、捏造はあり得ないことを立証し、学者、研究者もそれを裏付けた。朝日新聞社の検証や第三者委員会報告も「事実のねじ曲げはない」と明言している。当時の日韓の報道の内容がほぼ同じであったことも、植村記事が捏造ではないことを裏付けている。

 

PART2の記事

 

植村意見陳述

 植村氏が法廷で述べたこと――11通の意見陳述書全文(東京5、札幌6通)

植村本人尋問

 櫻井、西岡弁護団との応酬――2通の尋問調書全文(東京、札幌)

植村弁護団の主張

 「捏造」は徹頭徹尾あり得ない!――神原元、伊藤誠一弁護士の陳述と2通の準備書面

陳述書・意見書

 学者、研究者が提出した重要証拠――和田春樹、能川元一、小松義貴、水野孝昭、原寿雄

朝日新聞社の対応

 検証記事と第三者委報告――「捏造」を否定した、しかし第三者委報告には落とし穴が隠されていた

日韓各紙の報道

 金学順さん名乗り出の報道――植村記事と日韓各紙の歩調は同じで大差はない

喜多義憲証言 

 同時期の北海道新聞ソウル特派員――「植村隆氏は捏造記者ではない」